コーヒーと酒のどっちをお客様に出すかで夫とかなり揉めます。価値観の難しさ。


結婚とは、違う環境、違う価値観で育った者同士が意見をすり合わせながら生活していき、成立させていくものだとはわかっていたのですが、実際に生活を始めてみると困ること連続です。

例えば、ご飯。

主に食事の準備をする私は当然自分の実家のやり方で支度しますが、主人は違うわけです。

私の実家は酒飲みの父がいて、自分はあまりお酒を飲まないけれども夫が酒飲みなのでと母は酒の肴をいくつも食卓に並べることを長年してきました。

私もお酒が好きなので同じようにおかずを並べてビールも出します。

主人の実家は父親が下戸なので、食卓にお酒が出てくることはなく、丼物と味噌汁で終了ということも普通の家だったようです。

主人はお酒も飲むので私の実家のやり方は歓迎し喜んでくれますが、問題はお客様がきた時です。

酒を飲む家出身の私は、お客様が来たら昼からでも肴とお酒を出してもてなします。

しかし主人はケーキやクッキーとコーヒーを出す家で育っていますから、昼からお酒を出すことについて喧嘩になりました。

我が家にはお菓子はないけれど、酒のアテはあるからこうするしかないと言う私と、ケーキくらい買ってきたらいいじゃないかと言う主人でぶつかって一度は離婚話まで進みかけました。

個人的には車の方には当然アルコールは出しませんし、女性や子供には好みを聞いた上でお茶やジュースを出します。用意するのは私なのだから文句を言うなといいたいのですが、主人はおかしいの一点張りでお互いに譲りません。

他人が聞くと馬鹿みたいな喧嘩でしょうが、コーヒーと酒のどっちを出すかは本人達にとってはかなり深い悩みです。

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