結婚する前は、二人とも残業休日出勤をこなし、懐具合もそう大変ではありませんでした。
彼は金銭感覚の悪い人でしたので、結婚してからは私が一括してお金のやりくりをしていましたが、仕事も変わらなかったので、独身時代の楽しい時間をちょっとセーブした感じの生活を送っていました。
しかし、結婚すると独身の時には考えなかったことに、お金を使わなければならなくなってきます。
まずは旅行。
年に一度、相手の親と同居している未婚の妹を、1泊の温泉旅行へと連れていきます。
それから年2回のボーナス時は、ちょっとリッチなホテルでのディナーへ。
同居していない分、そんな風にちょっと気を遣ったことをするのです。
こういったことで、穏やかな関係を保つことができるような気がするので、一年の計画には必ず入れます。
ですが、結構金額はバカになりません。
他にも結婚すると、双方の家の冠婚葬祭が突然増えてきます。
それに子供のことも考えると、貯金も少し多くしておいた方が…などと考えます。
こんな風に、お金の使い道がどんどん変わっていきます。
しかし肝心の旦那さんの方は、相変わらず「次は紺系の靴とバッグが欲しい」とか「どこどこのウナギがTVに出てたから、食べに行きたい」とか、欲求がたくさん。
一応本人は、それでも独身の頃より節約しているつもりのようですが。
お金に関しての意識は、どんなに言ってもそうそう直るものではないな、と痛感しています。
持って生まれた性格のようなもの?
これで子供のこと、親の介護、なんて問題が出てきたらどうなるんだろうな、と心配になりますね。