義実家の片付けに行って判明したお義父さんの暮らしぶりがとんでもない


結婚生活も慣れてきて、楽しい毎日をすごしていた今日この頃。

お義父さんから、「家の片付けを手伝ってほしい」と連絡があり、私と夫で義実家に行ってみました。

義両親は大分前に離婚しており、夫とその兄弟も自立したため、お義父さんは一軒家にひとり暮らしをしています。

「この家は一人では広すぎる。二人にはいつか子どもができるかもしれない。自分は同居する気はないので、二人で自由に使いなさい。」とありがたい言葉をかけてくれました。

ところが、いざ義実家を見てみると、どこを見ても物、物、物。

玄関には、もう出ていった家族の靴がぎゅうぎゅう。

居間は文房具やくたびれた服があちこちに散らばっており、よく見るとハサミが何本もあります。

キッチンはなぜか食器棚が4つ。

どうやら、昔家族でテーブルを囲んでいたときの食器がそのまま詰め込まれているようです。

子ども部屋や寝室はもっと酷くて、足の踏み場もありません。

私は断捨離好きで、物の多い空間は大嫌い。

「二人で自由に使いなさい」というお義父さんの言葉を信じて、「ではまずは床の文房具を全部捨てましょう!」と言うと、これはまだ使えるから捨てないでほしいんだ、とのこと。

ひとつひとつ確認していくと、床に放り投げてある服も、賞味期限のレトルト食品も、多すぎる皿も全部捨てないで欲しいと言われました。

お義父さんの言う「家の片付け」とは、断捨離ではなく整理整頓のことだったのです。

どうやら、物の量はそのままに、私達に家を譲りたいらしいのです。

このままではらちがあかないと思い、家に帰り、夫と二人きりで話し合いました。

「お前の気持ちはわかるけれど、一度に物を捨てたら父が鬱にでもなりそうな気がするんだ。ゆっくり進めてほしい。」と言われ、私はお手伝いさんじゃないのにな、とすこしイラッとしました。

今は義実家に時々通い、お義父さんを説得しつつ物を減らしています。

マイホーム生活にはまだまだ時間がかかりそうです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする