結婚してすぐに、彼の実家に入り同居生活が始まりました。
彼はかなり年の離れた年下で経済面を考え、また、お姑さんも嫌な人ではなかったので、軽い気持ちで入りました。
親も反対はなかったけれど、まわりの友達からは、よく入ったねと言われ、そう言われると自分でもよく入ったなとつくづく感じます。
最初の不満はお姑のご飯の作りすぎです。
同居して始めに一緒にキッチンに立つことはお互い嫌だろうし担当制で作ることを決めました。
お姑の当番の時には、メインとなるものがいくつもテーブルに並んでいます。
たしかに、男ばかりでしょうがないと思うが、若干みんな太り気味。
理由が分かる気がしました。
家庭環境ってやっぱり大切なんだなと、改めて感じました。
そういう日が週に3回もあり、自分の担当の日には、ベジタリアンか!というくらいに、野菜中心で出してみることに。
野菜をとらないと!と話しているわりに、作るとなると作れないものらしく、野菜が出るときは天ぷらなどの揚げ物だったりするのです。
このままこの家で私はどのくらい太ってしまうのか。
そして、何かしらの病気になってしまうんだろうなぁと不安に思っていました。
しかし、環境は、自分を変えてしまうものです。
いままで多いと思っていた料理も、結婚して2年、3年を迎えると慣れてくるもの。
むしろ、品数が少ない日にはこれだけ?と思うようになってしまったのでした。
環境は恐ろしいものです。
この波にのまれないように気を付けようと思いながら、ベジタリアン並みの料理を今日も作っている私なのでした。