結婚とは、自分と相手だけの関わりではなく、「家族」の関わり合いが結ばれることなのだということを実感しています。
その中での悩み4つを紹介します。
1つ目、義母と義姉の口論が始まった時に、どういう顔をしていいのかわからない。
どっちの味方にもなれず、その場から去るのも不自然で、いつも微笑で耐えるのみです。
車の中で口論が始まった時は、義姉の旦那さんと目を合せて苦笑いしました。
2つ目、家族内独特の言葉表現をつっこめない。
彼の実家では、「しょうがない」を「しょうがんない」と言います。
これは、方言でもなく、彼の実家独特の言葉表現。
最初は違和感がありましたが、黙って受け入れるのが穏便に過ごす秘訣です。
3つ目、仏様のお供えの仕方、法事の所作が異なる。
彼の実家では、仏様にお供えするごはんを器に乗せたら、お椀でおにぎりを作る要領でポンポンポンとご飯を器で回して、ごはんをきれいな丸に成形してお供えをします。
私の実家では、ごはんを三角によそってお供えをしていました。
「あなたはきれいな丸にはできないものね。」と義母が彼にお供えを任せた時には、心の中でムカっとしました。
また、法事の所作は宗教によって微妙に異なります。
私と、彼の実家は仏教ですが、浄土宗と浄土真宗の違いがあります。
法事の際は、毎回インターネットで確認することを忘れません。
4つ目、「当たり前」の習慣が異なる。
私の実家ではおはぎはおやつ感覚でしたが、彼の実家では「ごはん」感覚。
主食として出てきたときには驚きました。
育ってきた環境は人それぞれ違うので、「当たり前」の価値観が違うというのは理解しています。
また、彼も私もお互いの価値観を受け入れ、より良い方を選択して暮らしています。
お互いの生活がうまくミックスされ楽しいのです。
しかし、彼の実家においては、異なる生活ルールに対して変に反応すると「常識しらず、世間知らず」ととられてしまうのが嫌なので、彼の実家では、黙って「義実家ルールを遵守する」を心に決めて過ごしています。