恋愛において、最もシンプルな障害。
それは「距離」。
会いたくても会えない。
一緒に休日を過ごしたり、ご飯を作ったりしたくても、彼は遠い場所にいる。
とても寂しいし、不安ですよね。
何を隠そう、私も遠距離恋愛真っ最中なのです。
ですが、関係はとても順調です。
遠距離歴は6年を超えました。
出会いは大学3年生。
彼も同じ大学だったので、毎日のように私の家で過ごしていました。
この頃は1~2日会えないというだけで泣いてしまうような、豆腐メンタルな状態。
そんな私達にも、大学を卒業する時が来てしまったのです。
社会人になり、勤務地はバラバラ。
そう。
地獄の遠距離生活のスタートです。
初めは慣れない仕事と、彼に会えない寂しさで押し潰されそうでした。
遠距離恋愛というと、お互いの様子がわからないので浮気の心配や、気持ちが離れたら?というような不安がつきものだと思います。
ですが、私はこれまで、そういった不安を感じたことがありません。
なぜかと言うと、相手を心から好きだという気持ちが根底にあるからです。
好きだと思うと、会いたくなる。
喋りたくなる。
そんな気持ちに忠実になるのです。
なので私達は、毎朝毎晩の電話、LINEに加え、月一ペースで会う機会を作っています。
話す内容は本当に取り留めのないものでいいんです。
時には何も喋らず、お互いの生活音を聞いているだけということもあります。
距離が離れている分、同じ時間を共有することが大事です。
そうすれば相手を近くに感じませんか?
「心がそばにある」状態を大切にしてください。
6年も遠距離恋愛をしていると、よく「遠距離を続けるコツは?」と聞かれることがあります。
コツなどというものは全くありません。
浮気の心配などするど、やきもきして空回りして、信頼関係にひびが入りかねません。
気持ちを探ったりとか、駆け引きはせずに、素直に好きを伝えること。
自然体で過ごすだけで、気持ちは通じ合うのです。
そんな私ですが、先日彼からプロポーズされ、ついに結婚する事になりました。
遠距離恋愛の終わりは破局ばかりではありません。
ちゃんと幸せも待っています。
恋愛は2人でするもの、ということを頭に置いて、お互いの心の距離を近づけていってくださいね。