結婚相手の条件と幸せは一緒じゃない?理想と現実のズレ


恋愛の際は、どうしても感情的に物事を考えてしまい、本当に熱が冷めるまで本来のその人の姿を客観視できず、悪循環が続いていました。

多くの恋愛を経験しましたが、正直言って今考えるとロクな相手はいません。

だから、結婚相手は自分の恋愛経験の失敗より、とりあえず性格重視しました。

ところが、そこに落とし穴がありました。

私のタイプが、やはり顔がカッコいい人、がっつり見た目から入り、次に目に何か影を感じられるような人(きっと過去に苦労したのか、ミステリアスな目つきがキリッとした人)になぜか心がキュンとときめいてしまい、もうときめいた後はだいたい全く見えない状態でした。

ある程度、行動力はあったので、まあある程度最初の段階で脈があるかないかは、その人の目を見れば分かるので、そこで脈ありと感じたらアプローチをかけるか待機して安易な関係をたくさん持ちました。

その後、実際にお付き合いしてみて、もてなす事が好きな私は、結構長く続く人は料理や洗濯なたくさん世話してしまいました。

その結果、調子乗ってダメ男を多く誕生させてしまいました。

もしくは、カッコ良すぎる人と付き合うと、あらゆる女性が彼を狙ってくるため、嫉妬の鬼となって自分自身の良い部分まで失い、不幸な日々でした。

そんな失敗から、顔で選ぶとロクでもない人ばかり選んでしまうので、結婚する相手は自分のタイプとは反して、性格が優しく私にゾッコンな相手を選びました。

私自身、長期旅行に出ていたり相当自由な生活をしていたので、一般的な結婚条件(経済面、学歴等)をあまり深く考えていませんでした。

今は結婚して7年目となりますが、非常に苦労しています。

まず、最初からタイプではない人だったため、既にとっくの昔に恋愛感情はありません。

そのため、嫌な部分が倍増して嫌に思えます。

次に、優しさの意味を履き違えました。

怒らないのは優しいのでは無く、必要な場面で何も反応しない役に立たない人間、もしくは、状況に応じて気を使えない人の優しさは非常に迷惑なだけと気付きました。

経済面、とても大切です。

お金の管理、仕事の昇進や上昇思考の高い人は、長期的なプランを持て家族の為に働けます。

その根本がない人は、こちらが必死でお尻を叩いてようやく働くが、全く家族として長期的な計画を一緒に考えてもらえません。

最後に、最も重要で完全に抜けていた結婚の最大条件がありました。

だって、誰も教えてくれなかったですから。

結婚イコール長期的な同居生活です。

全ての物やスペースがシェアされます。

その際、生理的に許せないことが相手にあり場合は最悪です。

私の場合、自分が綺麗好きで、相手が全く片付けないタイプ、むしろ破壊的に汚し、それを悪い事だと思わない場合、非常な悪夢が待っていました。

毎日繰り返し怒り、言っても改善されない、言わなければ何も変わらず調子乗って更に悪化、そして自分はストレスを溜める。

怒ってもこれに関しては、長年染み付いたくせなので、人間全く変わりません。

どうやっても治らないけど、やはり自分が綺麗好きだと、汚い状況を作られ続ける生活が本気で嫌です。

今は子供のために我慢しますが、将来的には絶対一緒に住みたくないです。

完全に嫌いなわけじゃないですし、別に離婚の有無は正直どっちでも良いのです。

ただ、一緒に空間に住んで欲しくないです。

そんな相手と結婚したら、一生幸せにはなれません。

だって毎日のことだから、小さいことでも積み重ねると莫大なストレスです。

なんでそこを考えられなかった、未だに自分の考慮の少なさを悔やむところです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする