夫のだらしなさに17年間我慢を続け、やっと離婚するまでの話。


結婚してすぐに、失敗したな…と感じました。

元夫は結婚してから豹変しました。

それまでは経済的には頼りなく、生活もだらしないけれど優しい人でした。

元夫自ら「釣った魚に餌をやるバカはいない」と堂々と言っていました。

元夫は一度も実家から出たことがなく、家事を自分が手伝うという認識はまったくなく、手伝いを求めると「お前の仕事だろ」と言うだけ。

彼にとってはコミュニケーションのつもりだったのか、笑いながら蹴ってきて足にはいつもあざができていました。

おまけに結婚前に詐欺に遭い、借金しかない夫。

手元には私の貯金30万だけ。

辛かったですが、一生懸命結婚の準備をしてくれた親には悪くて、帰ることもできず黙って我慢するしかありませんでした。

子供ができれば彼も変わるのでは?という甘い期待は、子供ができてすぐに裏切られました。

子供の面倒を見るのが好きではないらしく、休日の度に私と幼い息子を実家に遊びに行けと言い、自分は仕事の勉強があるからと言いながら実際にはゲームばかりしていました。

専業主婦だった私は我慢して家庭を保っていくしかありませんでした。

子供が小学生になってから、週3回の3時間のアルバイトからスタートし、少しずつ働く時間を増やし、いつか離婚しても母子家庭だからと言って子供に教育を受けさせられないということがないよう、コツコツと貯金しました。

子供が中学を卒業するときにはフルタイムでどうにか生活できるくらいまでになり、離婚することができました。

お金と子供のために我慢をし続けた17年間でした。

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