結婚してからも働き続けようと決めていました。
仕事を全力で早くこなして残業しないように心がける毎日が続いていました。
必死で時間内に終わらせるように仕事を進めていくと、集中力が必要になります。
職場のコミュニケーションにとらわれている暇はありませんでした。
毎日が一生懸命です。
必死で仕事をこなして、電車に駆け込んで1時間半乗り換えつつ家路につきます。
駅からは自転車ですが、家に着くまでこれも全力疾走です。
夕食を作らなければならないので必死です。
5時半に仕事を終えて6時には駅へ向かいます。
6時から1時間半の電車の道のりです。
そして、ラストスパートは15分の自転車です。
家に着くと、即夕食の支度です。
必死の生活でした。
夕食が済むと片付けに洗濯と続きます。
朝はお弁当が良いと夫が言います。
もう大変でした。
お昼くらい外で食べれば良いのに…と思ってしまう日々でしたが、弁当なら1食400円もかからないというのです。
節約とはいえ、一体誰が作るのでしょう。
馬鹿にされている気持ちになってしまいます。
こんな生活でくたくたでしたが、ある時、習い事の先生に言われました。
思い切ってもう家に帰らないか、もしくは帰ったらすぐにベッドに直行するようにと言われました。
家事をしないという方法にも工夫がいるというのです。
疲れたら玄関からベッドにねと言われていましたが、結婚して半年目に会社のロビーで倒れてしまいました。
共働きはとても大変です。
私は最悪でした。