「彼氏が出来ない」「彼氏がプロポーズしてくれない」といった悩みを持つ女性は多いと思います。
私の場合、年頃になるとモテはじめ、アラサーになった今でも男性からの告白は後を絶ちません。
高校生時代からアラサーまで、換算すると1月に1回は男性から告白、特にアラサーになってからは「結婚前提のお付き合い」を申し込まれている計算になります。
それだけ言うと、私の恋愛状況は順風満帆です。
友達が「彼氏が出来ない」と悩むそばから私は男性に告白され、その中から付き合いたい男性を贅沢にもピックアップして付き合ってきました。
また、付き合って2~3ヶ月も経てば、「自分の両親に紹介したい」「君の両親に挨拶したい」といった申し出を受け、付き合った全ての男性が私との結婚を考えてくれているという確信がありました。
ですが、どうしても超えられないハードル、それは「彼の母親、姉、妹」です。
最初の婚約破棄は28歳の時で、「30歳になるまでに結婚したい」と思う女性の結婚適齢期とも言える年齢でした。
彼は有名銀行の融資マンで将来有望、彼の父親は有名石油会社の社長というだけあって、実家の総資産は何億を超えると言われていました。
私はもちろん、お金目当て等ではなかった為、総資産を知ったのは結婚を決めてからの事になります。
ところが、彼の両親に挨拶に行ったところ、嬉しそうに出迎えてくれる義父とは反対に、義母、義姉の表情は「上から下まで値踏み」している事が明らかでした。
結局、挨拶自体は無難に終わりましたが、後日、彼から「母親と姉が難色を示した」と告げられ、結婚式も無断でキャンセルされました。
そこから彼とは音信不通、ちゃんとした別れもないまま連絡スルーされ、居てもたってもいられず彼のマンションを訪ねたところ、そこには義母が同席していました。
義母は「ストーカー!この子、絶対に凶器を持ってる!
警察に電話して!」と大騒ぎし、結婚式を無断でキャンセルした事等への謝罪は彼からも義母からも一言もありませんでした。
また、私は結婚が決まり、勤めていた会社に寿退社を申し出ていた為、仕事も失った事になります。
会社の上司は「退社願いを取り下げるから、気にせず勤めてくれたらいい」と言ってくれましたが、私の気持ちが仕事に向かう事はありませんでした。
そして、私は30歳と32歳でまた同じ経験をします。
どうしたら結婚破棄を乗り越えてゴールイン出来るのか、先が思いやられます。